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テレビ大阪 | 百科事典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

テレビ大阪株式会社
Television Osaka, Inc.
TV Osaka headquarters 20060604-001.jpg
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 TVO
本社所在地 〒540-8519
大阪市中央区大手前1-2-18
設立 1981年昭和56年)1月23日
業種 情報・通信業
事業内容 放送法に基づくテレビジョン放送
代表者 上田克己(代表取締役社長)
資本金 10億円
売上高 145億7300万円(2006年3月期)[1]
従業員数 155名(2008年4月1日現在)
主要株主 別項を参照のこと
主要子会社 テレビ大阪サービス、テレビ大阪システム、テーク・ワン、アイ・ティ・ピー、テレビ・プラス
  

テレビ大阪は、大阪府放送対象地域とする放送局である。略称はTVO

テレビ東京キー局とするTXN準キー局で、関西では最も新しい民放テレビ局である。「大阪テレビ」と誤表記される場合があるが、これはABCテレビ朝日放送)の旧称である。

目次

概要

テレビ大阪のデータ
英名 Television Osaka, Inc.
放送対象地域 大阪府
ニュース系列 TXN
番組供給系列 TXN
略称 TVO
愛称 テレビ大阪、TVO
呼出符号 JOBH-(D)TV
呼出名称 デジタル:TVOおおさかデジタルテレビジョン
アナログ:テレビおおさか
開局日 1982年3月1日
本社 〒540-8519
大阪府大阪市中央区大手前一丁目2番18号
演奏所 本社と同じ
アナログ親局 大阪 19ch
ガイドチャンネル 19ch
リモコンキーID 7
デジタル親局 大阪 18ch
主なアナログ中継局
  • 枚方 21ch
  • 太子河南 27ch
  • 池田 47ch
  • 箕面・柏原・岬深日 62ch
ほか
主なデジタル中継局
  • 太子河南 21ch
  • 枚方・箕面 27ch
  • 池田 28ch
公式サイト http://www.tv-osaka.co.jp/
  

沿革

  • 1981年昭和56年)1月23日 - テレビ大阪株式会社設立。
  • 1982年(昭和57年)3月1日 - テレビ東京のメガTONネットワーク(現在のTXNネットワーク)初の系列テレビ局としてテレビ放送を開始。ロゴマークは2バージョンあり、青で書かれた「TV」に「O」が赤い四角の中に白地で書かれているもの(「TVOバージョン」)とアナログチャンネルの「19」をマークにしたものである(「19chバージョン」。同時にカラー放送を開始した。在阪局では最後発だが、同時は史上初であった)。
  • 1992年平成4年) - 開局10周年。10周年用のCMで流れたキャッチコピーは、「桃栗3年、柿8年、テレビ大阪まる10年」だった。
  • 1997年(平成9年) - 開局15周年を迎えテレビ大阪・TVOのロゴを一新。キャッチコピー「TVOh!なにすんねん!テレビ大阪」が誕生する。
  • 2001年(平成13年) - 開局20周年キャッチコピー「めっちゃ!テレビ大阪」が誕生する。
  • 2002年(平成14年) - 開局20周年。イメージキャラクター「たこるくん」登場。同年10月より局のロゴマークから「めっちゃ!」が外れる。
  • 2003年(平成15年)12月1日 - 再びテレビ大阪・TVOのロゴを一新。午前11時に地上デジタル放送(JOBH-DTV)を放送開始(送出マスターはアナログ放送ではパナソニック製を使用しているが、デジタル放送ではNEC製を使用)。TVOのロゴマークも「TV」が青で書かれていて「O」が赤で書かれているもの(「新TVOバージョン」)とTVOの「O」にリモコンキーIDの「7」を入れたもの(「7chバージョン」)に変更された。
  • 2005年(平成17年)4月4日 - 地上デジタル放送のデータ放送を開始。
  • 2006年(平成18年)10月 - 自社制作番組としてゴールデンタイムに全国ネットとして初のレギュラー1時間枠を持つ(月曜20:00枠。ただし制作は東京支社)。開局25周年キャッチコピーとして「もっと。テレビ大阪」が誕生する。
  • 2007年(平成19年) - 開局25周年を迎える。
  • 2008年(平成20年)7月1日 - 制作・著作クレジットに従来の「テレビ大阪」の前に「7」のロゴを導入。[2]

事業所

ネットワークの変遷


開局の経緯

1966年 - 1967年頃、日本経済新聞は大阪地区での新局開局を目指して免許取得運動を起こしたが、実現には至らなかった。[3]

日経は、当時日本教育テレビ(NETテレビ。現・テレビ朝日)に出資して経営に参加しており、また1969年11月には財界からの要請で東京12チャンネル(現・テレビ東京)の経営を引き受けた。この東京の2局はいずれも大阪では毎日放送(MBS)とネットワークを組んでいたため、日経が目指す新局は一応不要ということとなっていた。

しかしながら、1974年3月に日経とNETとの関係が切れ、翌1975年3月31日には東京12チャンネルとMBSとのネットワーク関係が解消されると一転して、日経系列による大阪新局は東京12チャンネル再建のためにも必要ということになり、日経は再度大阪財界を巻き込んで免許獲得運動に乗り出すこととなったが、既存各局からの反発もあり、紆余曲折の末に府域テレビということで開局の目処が立ち(この節を参照のこと)、1982年3月1日に念願の日経系列局として開局した。

スタジオ

  • 第1スタジオ(80坪)
  • ニューススタジオ(40坪)
  • 関西アーバン銀行本店内サテライトスタジオ(中央区西心斎橋)

情報カメラ

  • 本社
  • 関西国際空港
  • 大阪市中央区西心斎橋
  • ツイン21(現在は撤去)
  • 舞子ビラ(同上)
  • 京都川端四条(カモガワビル)

主要株主

2006年3月31日現在。

なお、大阪府大阪市近畿日本鉄道[4]など大手私鉄も出資している。

イメージキャラクター

たこるくん
大阪名物のたこやきがモチーフで、本名は「なにわ流たこる」。のんびりやでマイペースな性格で、一人前のたこやきになるために冒険の旅をしている。相棒に、しっかりもののタコの「タコベエ」が居る。グッズも多数販売されている。また、絵本『たこるくんとタコベエのえほん あたたかいこおり』(ISBN 4063527212)が2004年7月講談社から出版され、翌2005年7月には第2弾「そらいろのロボット」(ISBN 4063527352)も出版された。

社史・記念誌

全て、テレビ大阪社史編纂委員会が編纂。

  • 1992年(平成4年)7月 - 「テレビ大阪10年の歩み」を発行(全171ページ)。
  • 2002年(平成14年)3月 - 「テレビ大阪20周年記念誌」を発行(全31ページ)。
  • 2007年(平成19年)5月 - 「テレビ大阪25年のあゆみ」を発行(全159ページ)。

オープニング・クロージング

  • 開局当初から20年近くにわたり、オープニング・クロージング共通の映像としてテレビ大阪近くの川崎橋の映像とCGを融合したものをバックにテレビ東京の川島真理子アナウンサーが周波数のアナウンスをするというものが放送された。
  • その後、2000年10月頃に開局20周年を記念して制作したイメージキャラクター「ひょうたん一家」バージョンに変更され、2002年10月頃から現在の「たこるくん」バージョンのものになった。さらに翌2003年12月のテレビ大阪とTVOのロゴマークの一新に伴い、ロゴ部分のみにマイナーチェンジが施された。
  • デジタル放送では、アナログ放送とは違うバージョンの映像(局ロゴを使ったCG)を使用している。

時刻出し

  • フィラーカラーバー)開始時 - 9:00(数字の切り替わりはアナログがクロスカット、デジタルは横回転)
  • 一般的な黒縁の興和フォントで、現在はカスタム表示なし(1998年頃まではあった)。
  • 月 - 金曜5:45 - 6:40の『モーニングサテライト』では、テレビ東京からの天気情報と株式指標をそのまま表示している。かつては、7:05 - 7:27の『おはスタ(第2部)』でも表示されていた(2006年11月6日からは大津・奈良・和歌山・高松も表示していた)。

フィラー

  • 1996年8月1日から、放送終了後から放送開始30分前まで、大阪ビジネスパークのツインビルの屋上などから撮影したお天気カメラの映像を放送していたが、その後2003年デジタル放送開始前後頃からお天気カメラの放送は中止され、カラーバーが放送されている。
  • アナログ放送では、デジタル放送開始後の一時期のみ、それに関するお知らせテロップ(「リモコンボタン7でデジタルテレビ大阪をお楽しみください」という旨のコメント)が表記されていた。現在は、画面右上の方にデジタル放送のチャンネル・7番をモチーフにしたロゴが掲載されている。
  • デジタル放送では、前述のお知らせや時刻出しの表示がなく、カラーバーが放送されている(ロゴは右下に表示)。

主な番組

詳細は「テレビ大阪番組一覧」を参照

在阪局で唯一の大阪府域テレビ局

  • テレビ大阪は当初、近畿広域圏として放送免許を申請していた。しかし、当時テレビ東京の番組を多くネットしていた独立UHF局5局が、同局の番組が放送できなくなり番組不足による経営危機を恐れたために反対した。また、先発の在阪準キー局4局にも同じ放送対象地域の放送局が開局することで競争が激化することを恐れていたために反対され、大阪府域局となってしまった。
  • 親局の送信所はNHK大阪局を含む他5局が生駒山の山頂にあるのに対し、同局はそれよりやや低い西側の中腹に設置され、出力も準キー局と同様に10kW[5]に抑えられ、送信アンテナには大阪府内のみに電波が飛ぶように指向性をかけている。
    • これらの理由により、当局は他局に比べてあらゆる面で不利な状態となっており、苦しい放送経営が続いている。
  • 他局の親局のチャンネルVHFであるのに対し、テレビ大阪は唯一UHFで送信されているため、新たにUHFアンテナを設けないと視聴できない。また、大阪府内でUHFアンテナがあっても先に開局していたKBS京都NHK京都局比叡山)やサンテレビNHK神戸局摩耶山)に向けられている場合が多かった。
    • そのため、当局を受信してもらおうとしてKBS京都とサンテレビにテレビ東京系列の番組の同時放送をさせない措置を行った。特に、サンテレビは大阪府のほぼ全域で視聴可能であるため[6]、その後はテレビ東京の番組を一切放送できなくなっている。[7]KBS京都では一部の番組を時差ネットしているものの、ごく限られた量である。つまり、2局共番組不足による経営危機を恐れたために同局の近畿広域局化に反対したことも、結局は放送エリアの関係で避けられない状況になってしまった。
  • テレビ大阪が目指している広域局になるには、県域免許の返上や広域免許の新規割り当てなどが必要になり、特に山間部での中継局の増設が多数にのぼるなど、莫大な費用が必要となる。
  • なお、太字表記の地域では、ケーブルテレビに加入すればテレビ大阪が視聴できる地域もある。ただし、デジタル放送は先発の在阪準キー局4局の強い反対により、滋賀・徳島両県全域と兵庫県西部のケーブルテレビ局で再送信ができない状況にある(アンテナで直接受信可能な地域や先発の在阪準キー局4局からの再送信同意を受けている京阪神奈のCATV局を除く)。
  • ただし、例外的に競輪中継、1989年1月昭和天皇崩御特番、2003年10月プロ野球日本シリーズ第7戦・ダイエーVS阪神戦の試合中継などを同時配信したケースがある。また、2005年5月には交流戦オリックスVS巨人戦の試合中継がテレビ東京制作(テーク・ワン制作協力、TVOはオリックス側ベンチリポートのみ)で放送された。なお、TXN系列局では唯一競馬中継の放送が行われていない局である。[11]そのため、この時間帯はサスペンスドラマの再放送となっている。
  • また、大阪府域局ではあるが、周辺地域の受信可能地域を配慮し、独立U局とは異なり大阪府域限定の情報などをほとんど放送していない(大阪府議会中継や大阪市議会中継は、15 - 30分のダイジェストで放送する程度である。前述の通り、大阪府でも受信できるサンテレビでも放送されている)。

放送エリア拡大への動き

  • こうした中、菅谷定彦テレビ東京社長(当時)が2007年5月31日に行った定例会見で、2011年7月24日の地上デジタル放送全面移行後のネットワーク拡大構想を明らかにし、その中でテレビ大阪の放送エリア(放送対象地域)を京都府や兵庫県まで拡大する事を目指すと表明した[12][13]
  • テレビ大阪にとって放送エリアの拡大は開局計画からの悲願であるが、かつて広域局としての開局を強硬に反対したサンテレビやKBS京都からの猛反発[14]や、営業競争激化を恐れる他の在阪局4局からの猛反発は避けられないと見られる。
  • また、県域免許の返上及び広域免許の新規割り当ても必要になるため、総務省との協議も必要となる(当時社長であった菅谷は、会見の中で非公式ながら以前から総務省と話し合っている事を明言している)。
  • さらに、先述の様に中継局の設置(特に兵庫県は、地形上の問題から膨大な中継局数となると予想される。実際に他の在阪局4局は2府4県で約180箇所の中継局があるが、その内の約半数の90局ほどが兵庫県内に設置されている)も必要になるため、莫大な費用を調達しなければならず、親会社である日本経済新聞社や兵庫県・京都府及びその両府県内の市町村・民間企業の支援を取り付ける必要もある。
  • そして、生駒山の好条件の場所に親局送信所を移設することで近畿地方の広範囲(徳島県の一部も)に放送エリアが広がるため、今回の放送対象地域拡大の対象外であり、現在テレビ大阪とテレビ東京の一部番組を購入している奈良県奈良テレビとの調整(滋賀県和歌山県は生駒山頂上からの送信であっても電波があまり届かず、それほど問題にならない)や、デジタル波で同一チャンネルの三重県伊賀地方でのCBCと兵庫県でのサンテレビ(八鹿・日高・山崎・佐用・青垣)・テレビせとうちとの混信対策(送信周波数の変更など)も必要となる。
  • 本格的な地デジ時代をにらんだ戦略ではあるといえるが、上記の理由により実現には紆余曲折が予想される。
  • 参照項目:平成新局#平成新局の今後2011年問題 (日本のテレビジョン放送)#新規地上アナログ放送局開局が困難TXN#5府県進出計画

送信所親局概要・中継局一覧

大阪親局

大阪府東大阪市山手町2031-4(生駒山西中腹海抜560m・TVO単独)

前述の通り、他の在阪局と異なる西中腹からの送信で、出力も低い上に免許が許可されている範囲の大阪府から外へのスピルオーバーを抑えるため、送信アンテナが大阪地方のみを向いている構造になっている。また、輻射の方向も北西と南西のみで双ループアンテナが下を向いている。このため、大阪平野の形状から電波は南西方向へ強く、北西方向へ弱く飛んでおり、全体的に電波の飛びが悪い。これを補完するために、当局単独の中継局が府内に4ヶ所点在する(なお、他局については山頂からの指向性がない電波を受信している)。また、親局の位置と中継局の少なさから大阪府内でも難視聴世帯があり、アナログは視聴可だがデジタルは視聴不可の世帯は約3,550 - 約4,150世帯(直接受信)・約450世帯(共聴)、アナログ・デジタル共に視聴不可の世帯は約3,080世帯である(市町村別ロードマップより)。

アナログ放送 (19ch)

中京広域圏では中京テレビのデジタル放送、岡山県香川県ではテレビせとうちの高松中継局がそれぞれ19chで送信しており、これらの地域や周辺では混信により受信困難か不可能な場合が多い。また、福岡県TVQ九州放送福岡親局も同じチャンネルである。

アナアナ変換前はMBSの神戸アナログ中継局が18chだったため、神戸市内などで混信が生じていた。

デジタル放送 (18ch)

アナログ放送 (19ch)の隣のチャンネルではあるが、放送対象地域ではこれによる混信の影響は少ない。ただし、中京広域圏ではCBC、兵庫県の八鹿・日高・山崎・佐用・青垣でサンテレビ、岡山県・香川県ではテレビせとうちが18chで送信しているため、これらの地域や周辺ではアナログ放送は受信できていてもデジタル放送では受信できない可能性がある。

リモコンキーIDは「7」で在阪民放では、唯一アナログ親局のチャンネルとリモコンキーIDが異なる(キー局のテレビ東京に合わせた番号で、テレビ愛知を除くTXN系全5局共通である。系列外では福井放送三重テレビ放送も7が使われる)。ケーブルテレビ局では当局のアナログ放送は9chか11chで再送信されている場合が多いが、それとも違うものである(リモコンキーIDと同じ7chは関西テレビが使用している8chと周波数帯域が一部重なるため、近畿地方では普通使用されない)。

ちなみにリモコンキーIDの「3」は関西圏ではサンテレビジョンびわこ放送が、「5」は関西圏ではKBS京都テレビ和歌山が使用されている。なお、「9」は全国でもTOKYO MX奈良テレビ放送しか使用されない。

2009年3月には柏原中継局が開設し、4月には能勢中継局や岬深日中継局などが開設した。

アナログ中継局

  • 枚方 21ch・30W(ERP:230W)(TVO単独で南方向へ送信。このページも参照のこと)
  • 箕面 62ch・30W(ERP:380W)(TVO単独)
  • 太子河南 27ch・10W(ERP:38W)(同上)
  • 柏原 62ch・10W(ERP:58W)(在阪各局と併設)
  • 池田 47ch・3W(ERP:11.5W)(垂直偏波・TVO単独)
  • 豊能吉川 21ch・3W(ERP:8.1W)(NHKと併設)
  • 能勢 40ch・3W(ERP:8.1W)(NHK、FM大阪FM802と併設)
  • 西能勢 53ch・3W(ERP:3W)(NHKと併設)
  • 深日 62ch・0.5W(ERP:3.2W)(在阪各局と併設)

デジタル中継局

アナログミニサテライト局

ミニサテライト局は次の通り。

  • 河内長野清見台 33ch・0.1W(ERP:0.35W)(垂直偏波・在阪各局と併設)
  • 枚方尊廷寺 61ch・0.1W(ERP:0.71W)(同上)
  • 河内長野寺元 62ch・0.1W(ERP:0.25W)(在阪各局と併設)
  • 泉南金熊寺 50ch・0.1W(ERP:0.46W)(同上)
  • 河内長野天見 62ch・0.1W(ERP:0.28W)(垂直偏波・在阪各局と併設)

区域外受信

基本的にアナログ放送の例である。デジタル放送の場合は、今後開局する予定の中継局の電波の飛び具合などによって変わる可能性もある。また、地形や建築物などで送信所・中継局まで見通しが悪い地域でも、回折波を利用して受信できる場合がある(ただし、直接波に比べて電界強度が弱いため、送信所・中継局から近い地域を除いてパラスタックアンテナなどが必要)。

大阪親局編

放送区域から外れる多くの世帯(主に畿内淡路島東部)でもパラスタックアンテナなどで直接受信し、世帯によっては受信ブースターで増幅させて視聴している。ただし、以下の県は受信エリアが限定されている。

なおアンテナの設置には注意が必要で比叡山がら送信されるKBS京都及びNHK京都の電波が非常に強く微弱なテレビ大阪の電波が妨害を受けC/N比が低下し受信不能となるため比叡山にUHFアンテナを向けてはいけない 生駒山向けにUHFアンテナを向けるだけでアンテナは反対向けにも若干感度があり比叡山から送信される電波が十分受信できる 京都市の東寄りの地域などは電波の指向性の問題で全く届かないか、受信状態が極めて悪い例が多い(元々の電波が弱い上にゴーストが発生するなど、実用的な視聴環境には程遠いレベルである)。また京都府北部の一部(伊根町の一部)ではデジタル放送はノイズもなく受信できる場所もあるがアナログはスノーノイズ混じりでもある。

枚方中継局編

枚方中継局は、親局による北西方向への輻射が弱いため、その補完として島本町の全域、枚方市交野市寝屋川市のほぼ全域、高槻市茨木市吹田市摂津市守口市門真市四條畷市・京都市西京区・長岡京市・大山崎町・八幡市・生駒市奈良市の一部地域、約38万世帯向けに三島郡島本町大沢524番地23(向谷山)に設置された中継局である。南向きに指向性がかけられているが、親局の受信状態が芳しくない地域ではその漏れ電波をパラスタックアンテナなどで直接受信し、受信ブースターで増幅させて視聴する区域外世帯も少なくない。受信できるかどうかの目安で、島本町方面にアンテナが向いている世帯があれば受信可能である。

  • 京都府南部の生駒山の北東から南東に位置する一部地域(京都市[16]宇治市・久御山町・八幡市・城陽市・京田辺市・綴喜郡木津川市精華町など)
  • 滋賀県南部で山地などの遮蔽が比較的少ないごく限られた地域(大津市・草津市・栗東市・守山市・野洲市の一部など)
  • 奈良県北部の生駒山の真北から真東に位置する一部地域(奈良市生駒市大和郡山市天理市など)
  • 2006年7月1日に開局したデジタル放送の中継局(27ch、同年6月23日に免許交付)では、京田辺市境に近い枚方尊延寺局の統・廃合を兼ねてか、従来の南向きだけでなく東向きにも電波を飛ばす様になっており、それが区域外受信にどの様な影響を及ぼすかが注目される。同年5月下旬より試験的に3W(ERPは22W)のフル出力で送信され、伏見区以南の京都府南部及び奈良県北西部の一部で受信感度が良好である旨の報告がなされている。一方で、京都市内で生駒山の北東に位置する地区(伏見区など京都市南部を除く)では受信不可の報告がある。アナログ放送以上に大阪方向に絞った輻射(枚方中継局放送区域)となり、京都府・滋賀県・奈良県では大阪府境付近を除いて現在より高性能なUHFパラスタックアンテナなどへの付け替えや高い位置へのアンテナの再設置、もしくはケーブルテレビ局のデジタル波再送信サービスエリア内ではその会社への加入を余儀なくされる世帯が多く発生している(それを受けてか、eo光テレビが京都府山城地域・奈良県盆地部限定ながらテレビ大阪のアナログ・デジタル共に再送信を開始している)。また、京都府方面への輻射は少なくとも京都府への放送対象地域拡張後となる。

箕面中継局編

箕面中継局は、親局が北西方向への輻射が弱いため、その補完として設置された中継局である。本来は箕面市池田市豊中市・吹田市・茨木市の約24万世帯が放送区域であるが、伊丹市・川西市・宝塚市・西宮市塩瀬町でもパラスタックアンテナなどで受信できる場合がある。2007年2月1日に開局した地上デジタル放送(27ch、同年1月25日に免許交付)では、こちらも大阪方向へ絞った輻射(箕面中継局放送区域)となっている。また、兵庫県方面への輻射は、少なくとも兵庫県への放送対象地域拡大後となる。

受信アンテナ事情

テレビ大阪の大阪親局の電波が届く地域では、一戸建て住宅向けに同じ方向(厳密に言えば広域局とテレビ大阪の親局の位置は違うが、これについても考慮の必要がある)に向けるVHFとUHFの各アンテナを一体化したアンテナが発売され、大阪府内の大半の地域や西は兵庫県神戸市東部付近までの強電界地域に於いて至る所で見受けられる。

1980年代には、主に京都府南部や神戸市西部地域向けに屋外型ブースターと一式のテレビ大阪受信専用のUHFアンテナや先述のVU一体型アンテナにテレビ大阪用ブースターを一式にしたものが東芝から発売されていた時期もあったが、その高性能さがアダとなって、すぐ隣接する同局の親局などのデジタル波への干渉が懸念されたため、現在では製造中止となっている。

ケーブルテレビ再送信局

以下の府外のケーブルテレビでは、区域外再送信が行われている。この内、太字で表記した局ではデジタル放送の再送信も行われている。

なお、アナログ放送は和歌山県ではテレビ和歌山の同意が得られず[17]、デジタル放送は府外全域で民放連が区域外再送信を原則禁止している(参考リンク)。また、アナログ放送では区域外再送信を行っている局もデジタル放送はNHK大阪総合が直接受信できない地域では区域外再送信を認められないケースがほとんどである(理由は前述のように、他の在阪局4局からの反発によるものであるが、アンテナで直接受信可能な地域では他の在阪局4局も区域外再送信を認めているケースもある。ちなみに、テレビ大阪側は隣接1府2県へのアナログ・デジタルにおける区域外再送信に同意を得ている)。

なお、徳島県民放四国放送のみという特殊な事情から、デジタル放送の区域外再配信が特例的に認められているが(現在のところytv讀賣テレビを除く広域3局と、一部の局でサンテレビ・テレビ和歌山が実施)、東阿波ケーブルテレビに対する圧力の影響で、同局は2005年10月31日から翌2006年1月31日までの3ヶ月間一時的に再配信を中断させたことがある。今後新設された局について、四国放送は同系列のytvを含む近畿広域民放局4局以外の再配信の同意許可を得ていない。

しかし、大分県の民放と同県内ケーブルテレビ局との間で区域外送信を巡って出された総務大臣裁定はそれを認めるものとなっており、それを受けてか、K-CAT eo光テレビケイ・キャット提携)でも京都府・兵庫県の一部地域では再配信が開始された。[18]これが全国的な基準となれば、デジタル放送の区域外再送信が進む可能性がある。

京都府
兵庫県
滋賀県
奈良県
徳島県

備考

開局直前の局CMに関して

  • テレビ大阪は大阪府で唯一のUHF局として開局し、前述のように受信にUHFアンテナを必要とした。そこで、キー局であるテレビ東京の大株主で、過去にネット関係にあったMBSでテレビ大阪の開局を告知するCMを開局半年前の1981年10月から放送した。CMには落語家桂文珍が出演し、テレビ大阪を受信する際にはUHFアンテナが必要であることを訴えた。また、開局直前には「新人は何にでも挑戦できるから面白い・・・3月1日、開局!! ♪~19チャンネル~テレビ大阪~♪」という15秒CMが、同じくMBSを通じて放送された。

番組表が掲載されている新聞

全国紙はのぞく。Gコード付きで掲載している場合は「☆」印を併記した。

  • 大阪日日新聞☆ - 大阪府の地元紙。
  • 神戸新聞☆ - フルサイズで掲載しているが、全国紙と比べてサンテレビと逆の位置に掲載。
  • 日本海新聞☆ - 但馬版に掲載。位置は神戸新聞と同上。
以下、ハーフサイズで掲載

その他、奈良新聞奈良日日新聞にもかつて掲載されていたが、現在は未掲載である。

制作に参加した映画作品

アナウンサー一覧

契約アナウンサーには「☆」印を併記した。

男性

女性

元アナウンサー

男性

女性

  • 沢田尚子 - 現:フリーアナウンサー。
  • 織田めぐみ - テレビ新潟より転籍。元:秘書広報室長。現在もスポンサー読みを担当。
  • 松山桂子☆
  • 筧真帆☆ - 1995年~1999年在籍。現:韓国系フリーアナウンサー。
  • 毛利聡子☆ - 1996年~2004年在籍。現:フリーアナウンサー。
  • 原田知恵☆ - 2003年~2006年在籍。現:フリーアナウンサー。
  • 榎戸教子☆ - 2004年~2008年在籍。現:フリーアナウンサー。
  • 猪井操子☆ - 2004年~2008年在籍。現:東北放送有期専門職契約社員アナウンサー。
  • 黒部亜希子 - 1999年~2009年在籍。宮崎放送から移籍。

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ なお、同年月期の経常利益は11億5600万円である。
  2. ^ 右下にたこるくんが「7」を支え、その左上にタコベエが乗っかっているクレジット。ちなみに、同日からテレビ東京もリモコンキーID「7」を入れた「TV TOKYO 7ch デジタル」の制作・著作クレジットを導入。
  3. ^ もし、この頃にテレビ大阪が開局していれば、当時近畿各府県に独立UHF局各局が開局していなかったことから、UHFながらも近畿広域圏を放送対象地域とする可能性が高かった。
  4. ^ 近鉄は、同じ在阪局のABCMBSの株主でもある。
  5. ^ 同格のUHF局は本来30kWで、同じ出力でもVHFとUHFでは到達範囲に違いが大きい。
  6. ^ 送信所のある摩耶山より東側にある芦屋西宮尼崎伊丹の各市や淡路島などに向けても電波を送信しなければならないため、必然的に大阪府にまで電波が届く。
  7. ^ その一方で、現在は通販番組や制作番組の増加で番組販売が増えているため、実質的な売り上げは上がっている。
  8. ^ ただし、ごく一部の地域で山陰地区の民放(山陰放送日本海テレビ山陰中央テレビ)を受信して視聴できる場合がある(これらの地域ではかつて中継局がなく、山陰地区の民放を受信していたところもあった)。
  9. ^ いずれもテレビ大阪で放送されている番組であるため、同局が視聴できる地域・世帯では事実上の再放送である。
  10. ^ ただし、ごく一部の地域で福井民放(福井放送福井テレビ)が視聴できる場合がある。この場合、一部ではあるものの同局の番組を視聴できる。
  11. ^ 土曜の競馬中継はKBS京都が自社で制作して放送している関係で、代々同局とサンテレビで放送しているための配慮であり、その中でTXN系列局にも向けた中継を配信している。また、テレビ東京制作の『ウイニング競馬』もBSジャパンで視聴することができる。
  12. ^ 定例社長会見(2007年5月31日) - テレビ東京
  13. ^ 他にも宮城県広島県での新局開設および、静岡県での新局開設またはテレビ愛知の放送エリア拡大構想も発表している。
  14. ^ 今回はテレビ大阪の放送エリア拡大の見返りに、サンテレビとKBS京都を大阪府内も正式な放送対象地域に入れることや、テレビ大阪に両局及び親会社の京都新聞社神戸新聞社の、逆に両局に日本経済新聞社の資本参加や、TXN系列番組のうち、テレビ大阪未ネット番組を両局へ優先的に販売する、などの妥協点を探る可能性もある。
  15. ^京北町地域などの山間部や、生駒山が山影になる地域以外。
  16. ^ 京都盆地地域の大半と山科区の東部に限られた一部地域。
  17. ^ その関係から、和歌山県の県域地方新聞である紀伊民報などの地域日刊新聞では番組表を掲載していない。また、奈良県の地方紙である奈良新聞奈良日日新聞でもかつてハーフサイズで掲載したが、現在は掲載されていない。なお、全国紙の奈良・和歌山版には現在でも掲載されている。
  18. ^ 近鉄ケーブルネットワークと提携した奈良県と大阪府四條畷市田原地区ではそれ以前から既に再送信が行われていた。
  19. ^ 同一系列局のテレビせとうちとともに再送信。(現在はテレビ大阪のみ)ケーブルテレビ局で唯一、TXN系列局が2局再送信されていた。

関連項目

外部リンク

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