| 小悪魔ageha | |
|---|---|
| ジャンル | ギャル系 |
| 読者対象 | 女性 |
| 刊行頻度 | 月刊(毎月1日発売) |
| 発売国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 定価 | 580円(税込) |
| 出版社 | インフォレスト |
| 編集長 | 中條寿子 |
| 刊行期間 | 2005年10月1日(Vol.1) - |
| 発行部数 | 350,000[1] - 400,000[2]部( ) |
| ウェブサイト | 公式 |
『小悪魔ageha』(こあくまあげは)は、インフォレストの発行によるギャル系ファッション雑誌。[3] 10代から20代までの女性を主な想定読者層とする月刊誌で、『姉ギャル』ならびに『姫ギャル』と呼ばれる系統に類される。[3] ファッション雑誌であると同時に、一種のライフスタイル誌でもあるとする捉え方がある。[4]
その著しく高い発行部数[5]に加え、キャバクラでの勤労に従事するいわゆるホステスの女性たちを主要な想定読者層とし[3]、更には誌面に登場するモデルらの多くも現役のホステスであるという、キャバクラの世界との密接な関わりという特色が注目される。[4]
社会学者の宮台真司はこの雑誌を『キャバクラ嬢の教科書』と言い表す。[6] 『キャバクラ嬢のバイブル』とする者もある。[7]
目次 |
ギャル界隈との馴染みを持っていた当時弱冠27歳の中條寿子を編集長に据えたうえで[7]、『Happie nuts〔ハピーナッツ〕』の特別号として2005年の10月に『小悪魔&ナッツ』という名で創刊。[8] これが『小悪魔ageha』と名を変え、2006年の10月をもって月刊誌へと生まれ変わった。[8] 創刊当初の発行部数は推定22万部。これが2008年頃には35万部にまで上昇していた。その2008年には姉妹誌『I LOVE mama〔アイラブママ〕』の前身にあたる『mama nuts × ageha』が派生。[9] 更に2010年には姉妹誌『姉ageha』の前身にあたる『お姉さんageha』[10]ならびに不定期刊行の姉妹誌『着物ageha』が派生した。[11]
小悪魔agehaの専属モデルは『ageモ』と呼ばれ、不定期に登場するモデルらは『age嬢』と呼ばれる。[8] このモデルらは日本各地の『宵闇の街』に生きる現役のホステスが大半を占めている。[12] ハピーナッツ誌のモデルらとは違い、色黒日焼け肌であることは特には要求されない。その独特の様式は『アゲハ系』などと呼ばれ、10代から20代の女性達の間で高い人気を獲得するに至る。[8] 典型的な『アゲハ系』がどのようなものであるかについては、『キャバクラという名の揺り篭の中でヤンキーのエッセンスを吸収しつつ揺籃してきた「ギャルの進化形態の一種」』とするものなどがある。[4] ライフスタイルとしての『アゲハ系』に着目するならば、傾向としての『地元志向』の色濃さが指摘されている。一般に日本のファッション雑誌の多くが東京中心主義的であるのとは対照的である。[13]
小悪魔agehaの独自性はその誌面の雰囲気からも推し量られる。すなわち、ホステスのライフスタイルないしは日常風景を取り上げるに際して、その魅惑的な様子のみを掻き集めて並べる、などといったことはせず、あくまで極力美化することなくそれを誌面に描き出すのである。[12] 更には、やはりファッション雑誌であるからして、その内容の大半は基本的にはファッション関係の事柄なのであるが[4]、この雑誌は時に『人間の心の中のヤミ(『闇』および『病』)』という深刻なテーマの取り扱いに着手することがある。[8] それぞれの『暗黒面』を軽快に語るこの雑誌のモデルたちは、しばしば自身の日常あるいは過去の『まずい秘密事項』を誌面に露にする。例としては、非行、家出、ひきこもり、いじめ、裏切り、失恋、心の病、トラウマ、自殺、劣等感、性的志向、孤独感、幼少期の虐待経験、家庭内暴力、そしてアルコール中毒についてのものなどが挙げられる。ファッション雑誌といえば『終始容赦なく明るい』のが通常であることからして、これは非常に珍しい特色であるものと考えられている。[4]
アゲハのモデルには一種のカリスマ的な人気を獲得し、マスメディアを通しての幅広い注目を集める者も多く見られる。そのごく初期の顕著な一例にあたるのが『ももえり』こと桃華絵里である。[14] そして桃華がまさにそうであったように、自身のファッションブランドを立ち上げるモデルらもいる。 『DIVAS』というブランドを立ち上げた純恋〔1987–2009〕は、その晩年にあってはモデル活動と併行しながら『DIVASデザイナー』をしばしば名乗った。[15] 『Rady』を立ち上げた武藤静香も顕著な例である。この武藤のブランド『Rady』は2008年に始動したもので、2011年の4月には月商が1億円に達している。[16]
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2010年の11月に刊行された小悪魔agehaの特別号『お姉さんageha』が2011年の3月に独立。[10] そうして生まれた『姉ageha』は、隔月刊行のファッション誌で、20代後半以降の女性を想定読者層としている。[17]
小悪魔agehaの特別号として2010年の12月に創刊。[11] 文字通り着物に特化したファッション誌で、不定期刊行。小悪魔agehaのモデルらがその誌面を飾っている。[18]
詳細は「I LOVE mama」を参照
小悪魔agehaとハピーナッツの共同特別号として『mama nuts × ageha』という名で2008年の9月に創刊。[9] これが2009年の3月号から『I LOVE mama』と名を変え、同時に月刊誌へと生まれ変わった。[19] いわゆる『ギャルママ』を想定読者層とする雑誌で、ギャルママに特化した雑誌はこれが史上初。[9]
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