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楽天イーグルス泉練習場(らくてんイーグルス・いずみれんしゅうじょう)は、宮城県仙台市泉区にある野球場。プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの練習場として同球団の運営法人である楽天野球団が運営管理を行っている。
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楽天イーグルスは2004年11月のパシフィック・リーグ加盟当初、仙台市内に練習場を確保する事を予定していた。その候補の一つが宮城野区の日本たばこ産業(JT)仙台工場跡地だった。敷地内には同年限りで廃部となったJT硬式野球部の練習施設であるJT球場(1980年開設、1988年改築。両翼95m、中堅120m)の他、屋内練習場(約2,000m²)と独身寮(3階建2棟)があり、楽天側はこれらを練習・育成施設として整備する方向で検討していた。しかし所有者であるJT側は敷地全体(約12ha)の売却を主張。野球関連施設だけの売却を求めていた楽天側との協議は平行線を辿り、双方とも主張を譲らなかったため交渉は決裂。結局用地取得は断念することとなった(JT球場を巡る経緯については東仙台球場も併せて参照)。
楽天はJTとの交渉決裂を受けて二軍本拠地の設置場所を再検討する事となったが、山形県が熱心な誘致を行っていたことからこれに呼応し、仙台市に隣接する山形市周辺に二軍の育成施設を置くことになった。イースタン・リーグ公式戦などを開催する本拠地は中山町の山形県野球場とし、天童市の山形県総合運動公園周辺に練習施設と合宿所を順次整備することとした。しかし球団が発足した2005年以降、選手の多くは仙台市内に居住し、山形へは練習と試合のためだけに通うという者が多く、仮の合宿所として使用された山形市の「あこや会館」に居住する選手もごく僅か(ピークで10人前後)にとどまった(当時二軍はベテラン選手が多かった上、一軍との入れ替えが頻繁であった事などが背景にある)。こうした事情から同年春、楽天は県と共同で予定していた天童市内の練習場と合宿所の建設を断念。これら施設は仙台市内に自前の用地を確保して整備する方針に転換した。
こうして楽天は、泉区の東北自動車道・泉インターチェンジそばで県・市が分譲を進めていた流通・工業団地「仙台泉インターシティ」内に用地を確保。各施設は2006年3月に竣工した。竣工にあたりグラウンドの命名権を売却することとなり、東北地方を基盤に家電量販店チェーンを展開するデンコードーと契約を取り交わし、デンコードースタジアム泉と呼称されることになった。
しかし2007年4月1日、デンコードーがケーズホールディングスの完全子会社となり、その後店舗ブランド名をケーズHD運営の「ケーズデンキ」に統一化する方針が決まったのに伴い、デンコードーは同年限りで泉グラウンドの命名権契約を返上。これに伴い、泉グラウンドは2008年シーズンから命名権による呼称を使用せず、各メディアに於いては「楽天イーグルス泉練習場」という呼称を使用している。またデンコードーは東北楽天創設以来の協賛企業で「ゴールドスポンサー」として名を連ねているが、前述の事由から、スポンサー名も同年シーズンより「ケーズデンキ」に変更している。
なお、泉グラウンドの竣工以降も東北楽天主催のイースタン・リーグ公式戦は山形県野球場(山形蔵王タカミヤホテルズスタジアム)と宮城球場(クリネックススタジアム宮城)を中心に開催されている。さらに2009年からは利府町中央公園野球場が本拠地に加わり、同年シーズン以降は同球場がファームの主たる本拠地となる。これは泉グラウンドの敷地内に観客を収容できる施設が設けられていない事によるもので、同グラウンドは今後も引き続き練習専用施設として使用する方針である。余談だが、既に築5年目を迎えたことから、フィールドに敷設された人工芝の劣化が指摘されはじめている。
This text is available under the terms of the GNU Free Documentation License. Last update: 2010年3月14日 5:27:10:JST