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楽天イーグルス泉練習場(らくてんイーグルスいずみれんしゅうじょう)は、宮城県仙台市泉区にある「楽天イーグルス泉グラウンド」内の野球場。プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの練習場として同球団の運営法人である楽天野球団が運営管理を行っている。
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施設の総称は「楽天イーグルス泉グラウンド」であり、ここに運動施設群の「楽天イーグルス泉練習場」、独身寮[1]の「楽天イーグルス泉犬鷲寮」(地図)、関係者駐車場などの付帯施設が設置されている[2]。
「楽天イーグルス泉練習場」は、野球場(地図)、屋内練習場(面積:800m2、地図)、および、クレイグラウンド(地図)で構成される。
泉グラウンドは、鹿島建設が1995年(平成7年)3月13日から2008年(平成20年)9月にかけて開発した、面積92.5haの商業・流通・工業団地である仙台市泉大沢土地区画整理事業「仙台泉インターシティ[3]」の一角に位置する。泉グラウンドの当初の住所は宮城県仙台市泉区七北田字大沢木戸70の2だったが、同事業完成に伴って2008年(平成20年)1月19日より現住所になった[4][5]。
楽天イーグルスは2004年(平成16年)11月のパシフィック・リーグ加盟当初、仙台市内に練習場を確保する事を予定していた。その候補の一つが宮城野区の日本たばこ産業(JT)仙台工場跡地だった。敷地内には同年限りで廃部となったJT硬式野球部の練習施設であるJT球場(1980年(昭和55年)開設、1988年(昭和63年)改築。両翼95m、中堅120m)の他、屋内練習場(約2,000m²)と独身寮(3階建2棟)があり、楽天側はこれらを練習・育成施設として整備する方向で検討していた。しかし所有者であるJT側は敷地全体(約12ha)の売却を主張。野球関連施設だけの売却を求めていた楽天側との協議は平行線を辿り、双方とも主張を譲らなかったため交渉は決裂。結局用地取得は断念することとなった(JT球場を巡る経緯については東仙台球場も併せて参照)。
楽天はJTとの交渉決裂を受けて二軍本拠地の設置場所を再検討する事となったが、山形県が熱心な誘致を行っていたことからこれに呼応し、仙台市に隣接する山形市周辺に二軍の育成施設を置くことになった。イースタン・リーグ公式戦などを開催する本拠地は中山町の山形県野球場とし、天童市の山形県総合運動公園周辺に練習施設と合宿所を順次整備することとした。しかし球団が発足した2005年(平成17年)以降、選手の多くは仙台市内に居住し、山形へは練習と試合のためだけに通うという者が多く、仮の合宿所として使用された山形市の「あこや会館」に居住する選手もごく僅か(ピークで10人前後)にとどまった(当時二軍はベテラン選手が多かった上、一軍との入れ替えが頻繁であった事などが背景にある)。こうした事情から同年春、楽天は県と共同で予定していた天童市内の練習場と合宿所の建設を断念。これら施設は仙台市内に自前の用地を確保して整備する方針に転換した。
こうして楽天は、泉区の東北自動車道・泉インターチェンジそばで県・市が分譲を進めていた流通・工業団地「仙台泉インターシティ」内に用地を確保。各施設は2006年(平成18年)3月に竣工した。仙台泉インターシティには、東北地方を基盤に家電量販店チェーンを展開するデンコードーが、同社最大規模の「MAX Denkodo」仙台北店を核として「HARD OFF」「OFF HOUSE」「Garage OFF」「Mr.コンセント」を集積した「デンコードービレッジ」を2003年(平成15年)11月にオープンしていたが、同社が泉グラウンドの命名権を取得してデンコードースタジアム泉と呼称されることになった。
2007年(平成19年)4月1日、デンコードーがケーズホールディングスの完全子会社となり、その後店舗ブランド名をケーズHD運営の「ケーズデンキ」に統一化する方針が決まったのに伴い、デンコードーは同年限りで泉グラウンドの命名権契約を返上。これに伴い、泉グラウンドは2008年シーズンから命名権による呼称を使用せず、各メディアに於いては「楽天イーグルス泉練習場」という呼称を使用している。またデンコードーは東北楽天創設以来の協賛企業で「ゴールドスポンサー」として名を連ねているが、前述の事由から、スポンサー名も同年シーズンより「ケーズデンキ」に変更している。
なお、泉グラウンドの竣工以降も東北楽天主催のイースタン・リーグ公式戦は山形県野球場(山形蔵王タカミヤホテルズスタジアム)と宮城球場(クリネックススタジアム宮城)を中心に開催されている。さらに2009年(平成21年)からは利府町中央公園野球場が本拠地に加わり、同年シーズン以降は同球場がファームの主たる本拠地となる。これは泉グラウンドの敷地内に観客を収容できる施設が設けられていない事によるもの(あくまでも練習会場として使われることを前提に設計されたものであり、スコアボードも常設されていない)で、同グラウンドは今後も引き続き練習専用施設として使用する方針である。余談だが、既に築5年目を迎えたことから、フィールドに敷設された人工芝の劣化が指摘されはじめている。
当地は、七北田川支流の要害川が富谷丘陵を侵食してつくりだしたV字谷という高低差の大きい地形となっており、V字谷に沿って国道4号仙台バイパス(旧奥州街道)が標高40m強付近を通り、V字谷両側の丘陵をつないで東北道が標高50m強付近を立体交差で通過し、高低差を利用して泉ICが設置されている。泉グラウンドは、この仙台バイパスと東北道との交差に隣接した丘陵の標高60mの造成地に設置してある。泉グラウンド自体に観覧設備は無いが、隣接する標高70mの造成地にあるイオンタウン仙台泉大沢[6]には、泉グラウンド全体が見渡せるポケットパーク(地図)が設置されており、屋上駐車場からも見渡すことが出来るようになっている。
泉グラウンド設置以降、仙台泉インターシティでは楽天イーグルス関連施設以外にも様々な店舗が開業し、開発が進んだ。
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