| 神奈川県立横須賀高等学校 | |
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| 過去の名称 | 神奈川県立第四中学校 神奈川県立横須賀中学校 |
| 国公私立の別 | 公立学校 |
| 併合学校 | 横須賀明徳中学校 |
| 設立年月日 | 1908年4月 |
| 創立記念日 | 6月20日 |
| 共学・別学 | 男女共学 |
| 課程 | 全日制課程 定時制課程 |
| 単位制・学年制 | 学年制 |
| 設置学科 | 普通科 |
| 学期 | 2学期制 |
| 高校コード | 14138A |
| 所在地 | 〒238-0022 |
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神奈川県横須賀市公郷町三丁目109番地
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| 外部リンク | 公式サイト |
神奈川県立横須賀高等学校(かながわけんりつ よこすかこうとうがっこう)は、神奈川県横須賀市公郷町三丁目にある県立高等学校。
通称は「横須賀高校」。地元では、伝統的に「横高」(よここう)と呼ばれる。近年は、(かつて横須賀市立横須賀高等学校(略称は「市横」(しよこ))が存在したことから)「県横」と呼ばれることも多い(旧制中学時代を知る年代からは、現在でも「横中」と呼ばれることもある)。
目次 |
ナンバースクールとも呼ばれる神奈川県立第四中学校を源流とする。戦前は海軍兵学校、陸軍士官学校を目指す生徒が入学する学校として知られていた。「自主自律」と「文武両道」を掲げる。自主を謳った極めて自由な校風である。校則も少なく、内容も規則というより一般常識といえるものである。制服も指定されていないが、高校生らしい服装として男子は詰襟の学生服、女子はブレザーが標準服とされており、私服校というわけではない。最盛期には30を数えた全日制の学級数は少子化により22まで減少(現在は24)したが、現在でも半島内の公立高では最多となっている。1960年代までは、定員に占める男子比率が常に8割を超えていた。 全国で唯一、ノーベル賞受賞者、五輪金メダリスト、内閣総理大臣を輩出した学校である。
三浦半島中央部、平作川流域の平野部に立地する。山が迫る北側を除いて周囲は市街地となっており、住宅が密集している。運動場は北側の山腹にあり、平地にある校舎などとは高低差がある。最寄駅は横須賀線衣笠駅で徒歩約12分、または京急久里浜線北久里浜駅から徒歩約25分。
平地に立地することや利用の多い京急線の駅から遠いこともあり、自転車通学が多い。横須賀中央駅からバス、あるいは北久里浜駅と学校の間のみ自転車を利用し、電車と乗り継ぐ生徒も見られる。横須賀市西部や葉山町からはバスによる通学が中心である。
1908年、神奈川県下4番目の県立中学校として神奈川県立第四中学校は開校した。現在の横須賀市域では横須賀町豊島町組合立横須賀高等女学校(現県立横須賀大津高校)に次ぎ2番目の、男子校としては初の旧制中等教育学校であった。初代校長は吉田松陰の甥である吉田庫三。設立当初は規律正しく厳格な校風であったという。その後1913年に神奈川県立横須賀中学校、1948年には学制改革により現在の名称となる。
学年制を採用しており、生徒は3年間同じ学級で過ごす。クラス分けは入学時に選択する芸術科目(音楽・美術・書道のうち一科目)に基づいて行われ、進学校でありながら生徒の進路によるクラス編成は行われていない。2006年度入学生より少人数制学級を導入しており、本来7学級になる生徒数ながら8学級設置されている。
また、1994年より年度を前期・後期に分ける2期制を採用している。当初は秋休み等は設定されておらず、後期に入る際に節目となる行事が存在しなかったため、生徒は定期試験の日程以外に3学期制との差異を感じることは少なかった。しかし、2006年度は夏休みを短縮、文化祭の開催を例年より遅らせ、その直後に体育の日を含む1週間程度の連続休業を設けた。これに伴い、夏休みが明けてすぐに行われていた前期末試験も先送りされている。
2002年より SSH協力校(後述)となっているほか、2007年には県教育委員会から「学力向上進学重点校」(全10校)に選ばれた。
歴史的に1時限当りの授業時間を長く取っており、現在は65分×5時限の時間割となっている(完全週5日制に対応して、2002年度より以前の70分×4時限から変更)。課外活動や学校行事の準備に利用できる時間は制限されるものの、週6日制時代とほぼ同等の授業時間を確保している。
芸術科目を除けば1年次は全て、2年次も大部分の科目が必修だが、3年次にはほとんどが選択科目となっている。選択科目は一定の単位数を満たすよう履修すればよく、1年間のみではあるが単位制課程に近い形態となっている(ただし、学年制課程であるため卒業には全登録科目で単位取得が必要)。このため生徒は各々の進路に合わせて時間割が組め、科目選択の自由度は非常に高い。
しかし生徒ごとに履修科目が異なるため、時間割編成の都合上授業を受けない時間帯ができてしまう。これは「ブランク」と呼ばれる自習時間となっており、生徒によっては1日あたり1時限以上の割合となる。そのため、2007年度入学者より科目選択の幅を狭め、より多くの授業時間を確保する予定となっている。この場合、3年次の履修科目を大きく3つの系統に分けて選択する形態となる。ただし、それぞれの系統の中にも一部選択科目があり、大幅に減少するものの自由選択部分も残る。
神奈川県ではスーパーサイエンスハイスクール (SSH) 制度の実施に際し、独自の事業として SSH 指定校を補佐、協力し成果を挙げる為の存在となる SSH 協力校を置くこととした。これは SSH の趣旨である理数系教育の重点的な強化というよりも、最先端の科学技術に触れる機会を設け、研究現場からよい刺激を受けることで科学への興味関心を深めることが主な目的となっている。
2002年に県立柏陽高校が SSH 指定を受けると、横須賀高校は県立座間高校と並んで SSH 協力校となった。現在は研究者を招いての特別講義、研究機関に出向いての講義や実習などが行われている。横須賀高校は2008年度から指定を外されたが、現在も宇宙航空研究開発機構などと独自に講座を開いている。
2004年度入試までは横須賀三浦学区に所属していたが、現在公立高校の学区は撤廃されている。県内の他の公立校と同様、中学校における内申点と面接による前期選抜、同じく内申点と筆記試験による後期選抜に分かれる。入学定員に占める後期選抜合格者の比率は80%(2007年度)としている。また2007年度入試より、一部の科目において独自作成問題の使用が開始された。
クラス替えを行わないこともあってクラスごとの団結が強く、行事についてもクラス対抗形式のものが多い。週5日制の導入などで授業時間が減少していることの煽りを受け、行事の数や準備期間は減少傾向にある。
1982年以降、例年9月下旬に体育祭・文化祭がそれぞれ隔年で開催されている。準備期間を長く取るため、両者の同年開催は1979年を最後に行われていない。2002年以前は偶数年度、2003年以降は奇数年度が体育祭開催年となっている。
部活動は盛んで、兼部を含めると加入率は90%を超える。現在は運動部と文化部がそれぞれ20部ほどあり、陸上部県大会総合優勝18回を誇り、2004年にはラグビー部が全国高校選抜大会に出場した。
文化部では、科学部がアマチュア無線を利用した流星電波観測を行っており、2005年から2年連続して神奈川県理科部研究発表大会で最優秀賞を受賞した。また放送部はノンリニア編集で知られ、受験生向けの学校説明会では同部制作の学校紹介ビデオが上映されている。
4年制の教育が行われている。教室は全日制と共用(職員室のみ単独使用)で、全日制の放課後に45分×4時限の授業を行う。学生食堂を使用して給食も提供される。
鉄筋コンクリート製の校舎が4棟並んでいる。すべての校舎が築30年以上経過しており、老朽化が激しい。耐震性能も不十分とされたが、神奈川県の財政状況が厳しく建て替えの目処は経っていない。
運動場移転で敷地に余裕が出来たためすべて東西方向に並行して建てられ、ほとんどの部屋が南向きとなっている。各校舎は2階に設けられた渡り廊下で連絡している。
同窓会の名称は全日制が「朋友会」、定時制・旧明徳中では「明友会」となっている。前身である横須賀中学校の卒業生を含め、朋友会は現在2万人を超える会員を擁する。
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