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FEBC | 百科事典

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FEBC(エフイービーシー)(正式名称:Far East Broadcasting Company)は、世界各地でキリスト教に関連した放送を専門に行う団体。スローガンは「信仰は聞くことから始まる。」(ローマ人への手紙 10章17節)。

目次

概説

アメリカ合衆国に本部があり、大韓民国(韓国)、フィリピンサイパンセーシェルなど全世界32の国・地域に放送局があり、地方言語を含め158ヶ国語で放送されている。([1])各国内向けの放送も行われている。日本では日本福音同盟の協力会員。

かつて沖縄県にあった極東放送(現在のエフエム沖縄の前身)も、もともとはFEBCによって開設された放送局であったが、1972年5月15日沖縄県の本土復帰に伴い(日本の放送法では日本国内での宗教放送局の設置が認められていないため)、1973年宗教放送局としての機能は韓国の済州島に移され、亜細亜放送(HLDA、現:HLAZ)が開設された。

日本語(日本国向け)の放送

宗教法人日本FEBC」(FEBC東京支局)の本部兼スタジオは、当初、東京・御茶ノ水お茶の水クリスチャン・センター (OSCCビル)にあったが、1989年東京都武蔵野市の現在の場所へ移転した。日本語放送AMラジオコールサイン:HLAZ)とインターネット2001年4月1日より開始)で放送を行っている。番組内容は全て宗教番組であり、毎週日曜日には礼拝の模様を録音した番組も放送されている。番組は基本的に独自制作のものであるが、日によって外部制作の番組も放送されている(水・木曜日の後半に放送されている日本キリスト改革派教会制作の「あすへの窓」など)。

放送時間(JST 周波数
21:30-22:45 1566kHz

※JST=UTC+9
出力250kWで送信

極東放送で前述したように、日本の放送法では日本国内での宗教放送局の設置が認められていないため、ラジオ電波は韓国・済州島のHLAZ局の送信所から送信されている。2000年頃からラジオ番組はインターネット経由で日本FEBCからHLAZ局へ送られている。

各局からの日本語放送

かつての日本語放送は済州のHLAZ(旧:HLDA)の他にも、フィリピンのマニラ(マニラ・コーリング、後のマニラ・エコー)、アメリカのサンフランシスコ(友情の声:呼出符号KGEI)からも放送されていた。この頃は、単に「FEBC」と言うとマニラからの放送を指すことが多かった。当時、番組は全て東京のスタジオで録音され、番組テープが各局に空輸されていた。当時の放送時間(JST)は、KGEIが17時~18時、マニラが19時~20時と22時~23時(再放送)、済州のHLDA(当時)が21:30~22:30で、1日あたり合計4時間のFEBCの番組が日本宛に海外3拠点から送信されていた。

また、フィリピン、アメリカからの放送が廃止された後の1986年ごろにはサイパン島のKFBSが日本語放送を開始したが、こちらは宗教色を控え「コンテンポラリーミュージックステーション」という音楽専門に近い内容の放送が、日本時間の夕方(当初は16:30-18:00、後に17時スタートに短縮変更された)に行われたが僅か数年で廃止された。

BCLブーム時代

1970年代のBCLブーム時には、FEBCの3系統の日本語放送は多くの聴取者を獲得していた。FEBC東京支社は会員誌「わかぎ」を発行、会員(ファン)の集いも定期的に行っていた。当時の人気DJは、兼松豊。性格的に厳格なキリスト教放送を行う中で、親しみが持てるキャラクターで人気を博した。兼松が出演する番組はマニラ及びサンフランシスコから放送され、HLDA(当時)は専属パーソナリティを吉崎恵子が務めた。吉崎は1970年に日本FEBCに入職し、それ以来四半世紀以上も同局での放送伝道に携わり、現在も番組出演している。2005年4月には日本FEBCの代表に就任した。

また、BCLマニアの間では、ベリカード(受信確認証)がなかなか取得できない放送局の一つとしても知られていた。2日または1週間を通しての番組記録と共に、感想を添付したレポートを送らないと、ベリカードでなく「受信記念カード」が発行された。このベリカードには、日本支社発行のものと、各放送局が独自に発行するものと、2種類が存在した。各放送局への直接のレポートの場合、1回だけの聴取でもベリカードが発行され、取得が容易であった。日本支社のベリカードはシリーズベリで、送信所がある済州島の自然シリーズ・送信所シリーズ・日本支社シリーズなどあり、ベリカードと同時に「受信報告結果表」が発行される。「受信報告結果表」にある「ベリカード ○-○を発行しました。」の部分を切り取り、2日または1週間を通しての番組記録と感想を添付したレポートと「受信報告結果表」にある「ベリカード ○-○を発行しました。」の部分を一緒に送ると次のシリーズベリカードと同時に「受信報告結果表」が発行されるシステムがあり、シリーズベリカードはI-1からVI-4まで20種類あった。(I~IVは3まで、VとVIは4まである。但し、1990年の時は、I-1~II-1のベリカードの在庫が無かったため、II-2からのスタートとなった)また、イースター(復活祭)の時期になると「イースターベリ」が発行されることもあった。(発行基準は、シリーズベリと同じ)

宗教法人日本FEBCでは、1995年12月からベリカードの発行が中止されたが、FEBC-Korea(ソウル局)では、HLAZの受信報告に対しても引き続きベリカード(HLKXとHLAZの受信報告に対するベリカードはそれぞれ違った図柄)が発行されている。

宗教法人日本FEBC

  • 〒180-0001 東京都武蔵野市吉祥寺北町四丁目13-2

FEBC-Korea

大韓民国国内向けの宗教番組専門の放送はソウル特別市済州市大田広域市木浦市昌原市蔚山市浦項市束草市から行われている。HLKX(ソウル)とHLAZ(済州)は超短波放送(FM)だけでなく中波放送を実施。またこの2局では朝鮮語中国語に加え、HLKXからは英語、HLAZからはロシア語日本語の番組も放送されている。

極東放送(ソウル特別市

(P.O.Box 88, Mapo, Seoul 121-707, KOREA.)

大田極東放送(大田広域市

  • 呼出符号:HLAD-FM
  • 周波数:FM 93.3MHz(出力5kW)、93.3MHz(公州、90W)、91.1MHz(益山、100W)
  • 住所:大田広域市儒城区知足洞233-15
(233-15, Chijok-dong, Youseong-gu, Daejeon 305-711, KOREA.)

嶺東極東放送(束草市

  • 呼出符号:HLDY-FM
  • 周波数:FM 90.1MHz(嶺東、出力3kW)、102.9MHz(束草、70W)、100.9MHz(90W)
  • 住所:江原道束草市章沙洞500-1
(500-1, Jangsa-dong, Sokcho-si, Gangwon-do 217-130, KOREA.)

大邱極東放送(大邱広域市

  • 呼出符号:HLCU-FM
  • 周波数:FM 91.9MHz(出力1kW)
  • 住所:大邱広域市寿城区知晩村1洞1326-3
(1326-3, Manchon-dong, Suseong-gu, Daegu, KOREA.)
  • 2011年 1月

浦項極東放送(浦項市

  • 呼出符号:HLDZ-FM
  • 周波数:FM 90.3MHz(出力3kW)
  • 住所:慶尚北道浦項市南区大島洞164-11
(164-11, Daedo-dong, Nam-gu, Pohang-si, Gyeongsangbuk-do, KOREA.)

釜山極東放送(釜山広域市

  • 呼出符号:HLQQ-FM
  • 周波数:FM 93.3MHz(出力1kW)
  • 住所:釜山広域市海雲臺区于2洞13b-4
(13b-4, u 2-dong haeundee, Busan-si, KOREA.)

蔚山極東放送(蔚山広域市

  • 呼出符号:HLQR-FM
  • 周波数:FM 107.3MHz(出力3kW)
  • 住所:蔚山広域市南区也音2洞459-7
(459-7, Yaeum 2-dong, Namgu, Ulsan-si, KOREA.)

昌原極東放送(昌原市

  • 呼出符号:HLDD-FM
  • 周波数:FM 98.1MHz(出力5kW)
  • 住所:慶尚南道昌原市中央洞117
(117, Jungang-dong, Changwon-si, Gyeongsangnam-do 641-030, KOREA.)

木浦極東放送(木浦市

  • 呼出符号:HLKW-FM
  • 周波数:FM 100.5MHz(出力1kW)
  • 住所:全羅南道木浦市上洞878-9
(878-9, Sang-dong, Mokpo-si, Jeollanam-do 530-822, KOREA.)

済州極東放送(済州市

  • 呼出符号:HLAZ(-FM)
  • 周波数:AM 1566kHz(出力250kW/100kW)、FM 101.1MHz(西帰浦、1kW)
  • 住所:済州特別自治道済州市涯月邑下貴里2761
(2761, Hagwi-ri, Aewol-up, Jeju-si Jeju-do 695-750, KOREA.)
  • 放送時間:韓国標準時(KST)(※UTC+9)24時間(4:00~20:00は朝鮮語、20:00~21:30と22:45~2:30と3:00~4:00は中国語、21:30~22:45は日本語、2:30~3:00はロシア語とそれぞれ放送される)
国内放送の周波数を使った対外向けの番組配信は過去にKBS釜山放送総局でもラジオ韓国の日本語放送を24:00~1:00の1時間配信したことがあったが、現在は廃止されている。
  • 済州極東放送に、受信報告書は送らないこと。ソウル特別市の本局へ国際返信切手券1枚を同封の上、郵送すること。
  • かつての亜細亜放送(HLDA)で、呼出符号は1980年1月1日にHLAZに変更された。さらに、2001年10月1日、亜細亜放送と極東放送が合併し、現在の局名となった。

国内向け番組

備考

FEBCシンガポール(FM102.3MHz “Voice of Graee”)で毎週土曜日23時00分から30分間(シンガポール現地時 間)から日本語放送を行っている。内容は、「恵子の郵便ポスト」と「いつも、そしてともに - マタイによる福音書 - 」の放送をしている。

FEBC-フィリピン

  • 住所:P.O. Box 1, 0560

Valenzuela-City.Philippines

KFBS-Saipan

住所:P.O.Box 500209 Saipan,MP 96950

関連項目

外部リンク

This text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.  Last update: 2012年2月14日 17:19:18:JST

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