INAX(イナックス、英: INAX )は、日本の企業グループ・住生活グループの株式会社LIXIL(リクシル)が展開する衛生陶器・住宅設備機器・建材のブランド名。また、株式会社INAXは、2011年3月までこれらの事業を展開していた企業である。
目次 |
INAX本社ビル(現:LIXIL常滑本社) |
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| 種類 | 株式会社 | |||||||||
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| 市場情報 |
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| 本社所在地 | 〒479-8585 愛知県常滑市鯉江本町五丁目1番地 |
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| 設立 | 1924年2月1日 (伊奈製陶株式会社) |
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| 業種 | ガラス・土石製品 | |||||||||
| 事業内容 | タイル、トイレ、バス、キッチン等製造 | |||||||||
| 代表者 | 川本隆一(代表取締役社長) | |||||||||
| 資本金 | 484億6,800万円 (2010年3月31日時点) |
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| 売上高 | 連結: 2,826億2,400万円 単独: 2,384億3,200万円 (2010年3月期) |
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| 営業利益 | 連結: 58億6,500万円 単独: 36億7,100万円 (2010年3月期) |
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| 純利益 | 連結: △4億4,000万円 単独: 3億6,800万円 (2010年3月期) |
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| 純資産 | 連結: 1,924億3,400万円 単独: 1,875億5,400万円 (2010年3月31日時点) |
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| 総資産 | 連結: 2,938億9,000万円 単独: 2,705億2,500万円 (2010年3月31日時点) |
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| 従業員数 | 連結: 13,755人、単独: 8,945人 (2010年3月31日時点) |
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| 決算期 | 3月末日 | |||||||||
| 主要株主 | 住生活グループ 100% | |||||||||
| 主要子会社 | 関連会社参照 | |||||||||
| 関係する人物 | 大倉和親、伊奈初之丞 | |||||||||
| 外部リンク | http://www.inax.co.jp/ | |||||||||
| 特記事項:2011年4月1日にトステム株式会社(存続会社)、新日軽株式会社、東洋エクステリア株式会社、(初代)株式会社LIXILと共に合併し(2代目)株式会社LIXILとなり解散。当項目は旧会社のデータ。 | ||||||||||
常滑の陶工であった伊奈初之丞が、1887年(明治20年)頃から陶管の製造を開始。1921年(大正10年)、大倉和親(大倉陶園創業者)の支援を受け、匿名組合伊奈製陶所を創業して、陶管(土管)やタイル等の建設用陶器を製造をする。1924年(大正13年)2月に、法人化して森村グループのタイルメーカーとして、伊奈製陶株式会社が設立される。1945年に、衛生陶器の製造を開始し、同じ森村グループの東洋陶器株式会社(後のTOTO株式会社)とライバル関係になった。伊奈の名称は、伊奈製陶の前身で帝国ホテルの外壁タイルも製造した、伊奈製陶所(創業者・伊奈発之丞)に由来している。会社として設立した際には、常務に伊奈長三郎(初之丞の長男)が就任し、以後も伊奈家が経営に関わってきた。
1985年(昭和60年)4月に、伊奈製陶株式会社はコーポレートアイデンティティ(CI)を実施し、株式会社INAXに商号変更した。INAXの社名は、それまでのinaに未知数などを示すXをつけて改称したものである。同時に企業理念「INAX5」を制定したほか、ロゴマークも一新された。なお、ロゴは2004年(平成16年)に小変更されている(社名左側の図形部分が横長から縦横同じ幅になった)。
2001年(平成13年)にアルミサッシなどを手掛ける建材メーカー大手のトステムと経営統合。純粋持株会社・株式会社INAXトステムホールディングス(2004年に株式会社住生活グループに改称)傘下の事業会社となった。トステムとは住宅設備機器の企画や展開において協業関係になる。2006年(平成18年)1月にはトステムと共同のショールームを岐阜市にオープンした。
2011年4月1日をもって、同じ住生活グループのトステム、新日軽、東洋エクステリア(TOEX)、LIXIL(統合後と同じ名称ながら、グループ内での営業戦略の立案を行っていた別法人)と合併、さらに、サンウエーブ工業の開発・管理業務を統合して新会社「株式会社LIXIL」(リクシル)となり、INAXは同社における製品ブランド名の一つとなった。なお、川本隆一社長は合併時にLIXILの社内カンパニー「金属・建材カンパニー」社長に就任。
トイレ、洗面器などの衛生陶器では、TOTOと同社で日本国内シェアの9割程度を押さえる。ただし、シェア比率においてはTOTOに大きく水を空けられているのが現状である。一方、タイルについては世界最大のメーカーであり、内装用建材「エコカラット」などの独自商品も発売している。また、トステムと共通製品を出すユニットバスについても現在20%強のシェア[どこ?]を持ち首位である。
技術面では抗菌に力を入れ、衛生陶器全製品を「ハイパーキラミック」と称する抗菌仕様に変更した。なお、抗菌については2007年(平成19年)にISO規格となり、INAXでも商品展開で強調している。さらに防汚性能を上げるために、「プロガード」と呼ばれるコーティングも導入され、住宅用便器や洗面器を中心に採用を広げている。プロガードは、他社製の物を含め既存便器(他社防汚技術商品を除く)・洗面器などにも加工が可能である。
シャワートイレ一体型便器「サティス」がグッドデザイン金賞を受賞するなど毎年グッドデザイン賞の常連となっている。
2006年(平成18年)4月1日には、住宅用洋風便器に大洗浄6リットルの「ECO6トイレ」を発売[1]。大洗浄8リットルタイプが主力としていたライバルのTOTOに一歩先行していたが、TOTOも2006年(平成18年)8月に「ネオレスト」をモデルチェンジし、6リットル洗浄を実現した。その後、2009年(平成21年)4月1日にINAXが「サティス」で大洗浄5リットル・小洗浄4リットルの「ECO5」を発売すると、TOTOは2010年(平成22年)4月に大洗浄4.8リットルの「GREEN MAX 4.8」シリーズを発売。対するINAXは2011年(平成23年)4月に大洗浄4リットル・小洗浄3.3リットルの「ECO4」を「サティス」「アメージュZ」で実現するなど競争が激しい。
INAXは、環境問題の先進企業としての知名度も高く、日本初の海外も含めたグループ全体でのISO14001取得や、第15回地球環境大賞『環境大臣賞』、第4回日本環境経営大賞『環境経営パール大賞』受賞など社会的にも評価されている。
詳細は「INAXの商品」を参照
この節は株式会社INAX時代の事業所を示す。
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